ペンキ職人クイズランキング(初級編)の問題解説

問題は、塗装技能試験1級と2級の問題集の中から選んで出しました。
「塗料や塗装に携わる為の専門的な知識」と言うよりも、「知っていたらいいょ〜」的な感覚で作成しました。
問題の出題順番は乱数的となっています・・・。

Q. 木材の透明仕上げで、下地調整を目的として使うペーパーの番手は?
A. 木材面素地ごしらえに使用する研磨紙は、150〜240番です。
Q. 合成樹脂エマルジョン塗料の塗膜は、ペンキと比べて通気性が良い
A. 水溶性合成樹脂エマルジョンは、乾燥過程において、分子結合による塗膜形成のしかたが、ペンキなどと違います。ペンキよりも通気性が良い構造となっている。
Q. トタンは薄い鋼板に何をメッキしたもの?
A. 「亜鉛」をメッキしたものがトタン板であり、「すず」をメッキしたものがブリキ板である。
Q. 調合して残った2液型塗料を密封して保存すると?
A. 化学反応で硬化するものが多いので、密封しておいても長期保存は出来ない。
Q. 光沢のある硬い表面に、直接塗ったペンキは?
A. 塗膜の付着は、物理的、化学的な足がかりに関係する為、光沢のある硬い表面に塗ると、足がかりが小さくなり、剥離の原因となりやすい。
Q. つや消し塗料は、塗面に細かい凹凸を作って、光を拡散させる
A. つや消し塗料を塗った表面は、拡散反射をする為につやが消える。
Q. 鉄のサビ発生は、大気中の何と反応して起こりますか?
A. 鉄のサビには「赤サビ」と「黒サビ」があるが、いずれも鉄と酸素との化学反応によって生成する。
Q. ボイル油や油性塗料などが付着したボロ布は、乾燥の段階で自然発火する危険がある
A. 乾性油を含んだ塗料は、塗料乾燥の過程において、酸化熱などを生じる。ボロ布に付着させた場合、自然発火が予想されるので、防火性の高い金属容器に収容し、なるべく早く焼却するほうがよい。
Q. コンクリート外壁面のひび割れを埋めるのに不適なのはどれ?
A. 合成樹脂エマルジョンパテは、耐水性、耐湿性が不良で、外部や雨がかり部には使用不可である。塩化ビニル樹脂パテ、エポキシ樹脂パテは、耐水性、耐酸、耐アルカリ性にも優れている。 
Q. 水色で塗った建物は、オレンジで塗った建物よりも、進出・膨張して見える
A. 寒色である水色は後退(収縮)して見え、暖色であるオレンジは進出(膨張)して見える。
Q. 漂白は、アンモニア水だけでもできる
A. 木材の漂白は、アンモニア水だけでは出来ません。亜塩素酸ソーダ・酢酸・過酸化水素なども、使用されます。
Q. 同じ色なら、平滑面に塗った場合でも、粗面に塗った場合でも同じ色に見える
A. 同じ色に見えるが、反射光によって質感(明暗)は違って見える。
Q. 赤の塗料で調色した塗料は、耐候性が悪い
A. 一般に赤系統の塗料に使用される顔料や着色剤は、有機系のものが使用されており、有機系は紫外線に弱い。
Q. 漂白の際に使用する薬液の容器で適切でないものはどれ?
A. 金属と反応する、強アルカリ性の薬液を使ったりするので、金属の容器は避けたほうが良い。
Q. ペンキの色は、乾燥するとどうなりますか?
A. 塗膜の色は、一般に乾燥すると濃色になる傾向がある。
Q. 揮発した溶剤の蒸気の重さは、空気よりも?
A. 溶剤蒸気は、空気よりも重く、低いところに滞留しやすい為、作業の際は下のほうに換気口を設けたり、強制換気を行うのが良い。
Q. 最もヤニ分の少ない木材はどれでしょうか?
A. なら、ひのき、まつの順にヤニ分は少ない。
Q. 鮮明な木材着色には?
A. 「顔料」は木材表面に付着して着色するので、染料のような鮮明な着色は期待できない。
Q. 漆ばけには、人の髪の毛を用いて作られる
A. 漆を塗る為に使われる「漆刷毛」は、「本通し」「半通し」といわれるものがあり、いずれも人の髪の毛をたばねて切りそろえ、ひのきの薄板ではさんで作られます。
Q. 塗料に着いた火を消すには、水をかけるのが最も良い
A. 窒素消化法がもっとも効果がある。水は火を拡散させる。

いかがでしたでしょうか?わかれば、けっこうおもしろいものです・・・。
第2段、「中級編」にも挑戦してみて下さい!