「子供は宝」の話
「子供は天からの授かり物」と言いますが、最近では 胎外受精やら代理出産やらと何かと先端技術に頼りつつあります。それでも、なかなか思うように行かないのが人生でしょうか・・・
ある建設会社の棟梁は真面目で腕のいい職人気質の人で、回りからも慕われる人物でしたが、一つだけ気に掛かることがありました。後継ぎがいなかったのです。娘ばかり3人。今までいろいろと試したり、願を掛けたりしたそうですが、生まれる子供さんはすべて娘さんだったそうです。
もぅこれまでと思った時、「あきらめた時に、ポロッと男が生まれた話は多い」と聞き、棟梁は「よし!今度で勝負だ!」と最後の挑戦をされたそうです。
そして、嫁さんはめでたく4回目の懐妊。希望とともに、お嫁さんのお腹も膨らみ、医者の見立てで「どうやら双子みたいだ」との事でした。棟梁さんも喜び、今度こそ!!今度こそ頼む!!と、願っていました。
やがて産み月になり、出産。生まれたのは「双子の女の子」。
棟梁。寝込みはしなかったものの、1週間ほど仕事もせず、お酒を飲んでいたそうです・・・
おしまい