水に流せなかった話
「上達の秘訣は続けること」だと 言われています。そうです!誰でも最初の頃は いろんな失敗を経験するものです。要は、後から笑って話せるか?今でも失敗しているか?の違いではないでしょうか・・?
最近ではもぅだいぶ普及している下水道。私の町では、まだあちらこちらで 掘ったり埋めたりしていますが 最初の頃は業者の皆さんも経験不足の為、けっこう失敗していたようです。
オイルショック前の建築ブームの頃の話ですが、あまりの忙しさに人手が足りなくて、大工さん自らが水洗トイレの設備工事をする事になり、知り合いの設備屋さんからいろいろとアドバイスを受けて工事をしたそうです。慣れない仕事でもお客さんの手前、ベテランのような顔をしてテキパキと進め、無事工事もおわり、お客さんを呼んで説明をしながら試運転をしたそうです。
家へ帰り風呂へ入り一杯飲んで、ほろ酔い加減の時に、電話が掛かって来ました。お客さんからでした「流れない。すぐ来てくれ」との事。大工さんは酔いも覚めてしまい、至急お客さんの
家へ行ってみてびっくり!!水洗便器の中は流れない汚物でいっぱいなのです。レバーを回すと、一旦流れはするものの、後から逆流して戻って来るのでした。翌日、設備屋さんに調べてもらったところ、下水管の勾配が悪かったのが原因で、また最初からやり直したそうです。
「餅は餅屋に任せましょう・・」
おしまい