「サーミズさんからのリクエスト」

「ベランダの床を補修しよう!」

雨漏りの原因を見つけた時の喜びっ!!と、苦悩・・・・
業者に頼みたいのはヤマヤマなれど・・まずは、自分で挑戦したい!!
じっくり研究、調査して・・・一気に補修いたしましょう!!


参考画像を見てみよう!

アパートの塗り替えをしていて、丁度似たようなケースがあったので参考までにUPしてみます。
原因の把握と対策・・これがポイントとなりますが、ベストな施工法を決定するまでいろいろな工夫を必要とします。
@アパート2Fの通路床部付近の写真です。
床部の目立つ割れはありませんが、鉄骨との継ぎ目及び壁との立ち上がりに割れを確認しました。雨水が割れ目を通って鉄骨へと浸透し、腐食を起こしていました。
Aアパート全体の塗り替えだったので床部を高圧水洗浄しました。
「部屋内部への雨漏りがない」との確認のうえでの作業です。鉄骨はビッショリと濡れます。

B割れの部分(鉄骨との継ぎ目)を不飽和ポリエステルパテにて埋めました。
シーリングを使って埋めようか迷いましたが、今回は、FRP防水で使用しているパテの使用です。
硬化剤を混ぜての使用です。硬化後は、ガチガチに硬くなります。鉄骨のある程度腐食した穴も埋めてみました。
雨水が溝だけを伝って流れる事を祈ります・・・
C鉄骨のさび止めを塗ってから床部の下地処理のプライマーを塗ります。
サビ止め前のサビ落しは「電動サンダ」を使ってみましたが隅の部分がボロボロでした・・・
ちなみに、サビ止め塗料は「1液型のエポキシ系で色は白を使っています」乾燥は早いです。
不飽和ポリエステルパテを割れている部分に埋めます。変性シリコンを使ってもいいと思いますが、十分に乾燥してから次の作業に移ります。
D住んでいる人に迷惑をかけない為にも、早く乾燥する材料を使用しました。(乾燥が早いのは匂いが臭いですけど・・)
プライマーは1回塗り。下地に浸透させ、上塗り塗料との密着を良くする事が目的で使用します。
上塗り塗料は「溶剤系のアクリル塗料」です。ローラーにて2回塗りしました。既存の床部がノンスリップ仕上げだったので、塗料を乗せるのみの工程です。ノンスリップとは、滑らないようにする工法で、細かい砂を混ぜたり、塗ってすぐに蒔いたりして、床に凹凸を作る工法です。
それでも雨が降って床が濡れると滑ります。濡れた床を歩く時は用心しましょう・・・・
E完成した写真です。何とか収まりましたが、鉄骨部は様子を見て状態によっては、次回は部分的交換が必要かも知れません。
完成後の報告でその旨の説明をして、後日、何か困った事が発生した場合、対処出来るようにデータにチェックをします。

床部のポイント

 1.床下あるいはその付近へ影響が出ていないかをチェックしましょう・・・・
 2.問題の個所を確認した場合。その部分の劣化の状態を把握しましょう・・・
 3.問題の個所を処理する場合、固めるか?弾力を持たせるか?を決定し、それに追従する塗料の選択をしましょう・・・
 4.作業する際、歩行に影響する場所か?防水の重要さの程度を認識しましょう・・・
 5.最後に、自分で出来る場所なら、徹底してやりましょう。中半端になるようでしたら、業者の方へお願いしましょう・・・


自分でやってみるなら・・・

1.困っている原因を調べます

状態 原因 対策
ベランダ床の割れ 建物の地盤が原因。又は工事後の欠陥発生 シーリング・外部床用パテなどで割れを埋める
ベランダ床の塗料のフクレ 床に湿気があるか、施工上の不備 パリパリなのか、ブヨブヨなのか・・破れたら水が出るか、中の塗料が乾いていないか・・など
ベランダ床の汚れ カビ・油など・・湿気や日頃の清掃が原因 洗剤、消毒をし、換気を良くする
ベランダの水たまり 排水の不備又は勾配の不備など・・ 主な原因は、排水のつまりだと思います。植木の葉っぱやゴミの詰まりなど、
思い当たる事があれば対策を講じましょう
鳩や動物の害など やってくる原因は何? 住み着く前に対策を、網を張ったりされている所がありますが、自分の所だけなのか否かを
確認されてからの対策を・・・
    ※工事を施すと問題解決するのか、環境を変える事で解決するのかを調べましょう。

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2.ベランダ床部に適した塗料の種類を調べます。

塗装する目的を確定してから、材料を選んでいきます。
完成までの順序としては、不備な点の確認・原因究明・対策の決定・原因解決に必要な材料の決定(塗る場所の種類、改善の為の手段など)施工・完成です。
使う道具 使用工具 種類 相性
床部の下地 上塗り塗料
コンクリート 防水セメント 防水マット FRP 水性塗料 溶剤系塗料 2液型塗料
パテ パテベラ
じょうばん
1液タイプ ×
2液タイプ(主材+硬化剤) ×
防水セメント 金コテ
じょうばん
コテ塗りタイプ ×
シーリング材 カートリッジ アクリル系 ×
シリコン系 × × ×
変性シリコン系
ウレタン系
※注意・・・下地が乾燥している事が絶対条件です。

注釈
1.パテにもいろいろな種類があります。下地の種類を調べてから決定しましょう。水性タイプは、安心。溶剤タイプは、下地によっては相性がよくない場合もあります。
2.パテの2液タイプは、混ぜる配合に注意(乾燥が早いのがあります)。一度にたくさん作らずに、使い捨てながら、何度も作りながら作業します。
3.防水セメントは、十分な乾燥時間が必要です。状態では、塗料に影響が出る場合があります。
4.シーリングは使用上の説明を読みましょう。いろいろなタイプ、用途などがあります。
5.それぞれの材料を使う為の工具が必要です。

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3.塗装に必要な物 をチェックします。

4.汚れると困る部分はテープや養生紙を使って被せ、角の部分や塗りにくい場所を先に塗ります。
 広い面はローラーを使ってムラ(塗料の段差)にならないように延ばしながら塗っていきます。

工程表
1 清掃
(そじちょうせい)
汚れている部分を清掃します。水で洗える部分は洗ってもよいのですが、しっかりと乾燥してから次へ進みます。
洗浄の場合は、作業の前日までに行なっておきます。油はシンナーで拭き取ります。灯油可、ガソリン不可。
2 養生 汚れたらダメな゛部分を保護します。テープやビニールなどを使って覆います。
3 下地処理 塗料の密着を良くする目的で1回塗ります。厚く塗る必要はありません。プライマー塗りと言います。
4 パテ処理又はシーリング 割れている場所を埋めたり、充填したりします。割れの部分にもプライマーを塗っておきます。
5 上塗り 決定した塗料を延ばしながら、素地に馴染ませながら刷毛やローラーにて塗ります。
2回塗りを基本とし、乾燥してから塗り重ねます。厚く塗ったり、乾燥途中で重ねたりするとトラブルが発生します。
6 完成 注意しながら養生紙を取り除いて完成です。
使った工具は、塗料を溶かした液で洗います。いらなくなったものは、完全に乾燥させてからゴミに出しましょう。
シンナーや塗料を含んだボロ布などは、広げて乾かしてからゴミに出します。濡れたままだと自然発火を起こしたりしますので注意。

5.作業終了予定の時間を決めます。

一般的な住宅のベランダの場合、広さを1m×8mで考えると、準備・下地処理・1回目までを午前中。
午後より2回目塗りとして・・朝の9時より、午後3時までをメドに作業をされてはどうでしょうか?準備(道具や塗料など)は前日までに揃えます。
天気を調べてから作業をしましょう!!

6.作業は無事に終了したでしょうか?「雨が降るのが楽しみ」になるといいですね!!


作業上の注意

・割れを埋めるには・・?パテ?シーリング??
・下地処理用のプライマーはいりませんか?
 塗料とパテやシーリングとの相性はいいですか?
 希釈(薄める)量を調べて塗ります。塗料を下から混ぜます、成分が沈殿しています。
・「おかしい」と思ったらスグに止めましょう。

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